アロウサの北部に関する連絡先:
団体名: Mancomunidad Arousa Norte(「アロウサ北部市町村共同体」)
所在地: Plaza de Galicia, s/n 15930 Boiro (A Coruña)、SPAIN
代表電話番号: (+34) 981845236
携帯電話番号(+34) 678711065
メールアドレス: xerencia@arousa-norte.es
サイト: www.arousa-norte.es
アロウサの入り江は小さな楽園 (スペイン、ガリシア州)
AROUSA NORTE アクセス
アロウサの入り江は、ガリシア州ア・コルーニャ県の南西部に位置しており、州内の主要な各市サンティアゴ・デ・コンポステーラ、ポンテベドラ、ア・コルーニャ、フェロールなどとの交通の便の良い場所でもあります。車を使う場合、それぞれの市との距離は以下の通りです。
- サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela):53km。所用時間:約45分
- ポンテベドラ(Pontevedra):55km。所要時間:約45分
- ビーゴ(Vigo):82km。所要時間:約1時間
- ア・コルーニャ(A Coruña):126km。所要時間:約1時間23分
- フェロール(Ferrol):144km。所要時間:約1時間35分
- オウレンセ(Ourense):151km。所要時間:約1時間37分
- ルーゴ(Lugo):184km。所要時間:約2時間
バスを使用する場合、サンティアゴ・デ・コンポステーラとの往復があり、アロウサの上記4つの漁村を通ります。サンティアゴからはおよそ70キロの距離で、所要時間は約1時間です。以下がバス会社の情報です。
バス会社:アリーバ・ノロエステ(Arriva Noroeste)
代表電話番号: (+34) 981 330 046
カスタマーサービス直通: (+34) 902 277 482
サイト: www.arriva.es
電車を使用する場合、アロウサに最も近い駅は、パドロン(Padrón)です。
パドロンの駅からは、バスを使用します(サンティアゴSantiagoとリベイラRiveira間を運行しているバス。パドロンのバスターミナルは、駅から徒歩約10分)。電車の時刻表や料金については、スペイン鉄道会社のサイトをご覧下さい。
鉄道会社:レンフェ(Renfe)
代表電話番号: (+34) 902 240 202
カスタマーサービス直通: (+34) 902 24 05 05
サイト: www.renfe.es
飛行機でガリシアに来る場合、アロウサに一番近い空港は、サンティアゴ・デ・コンポステーラの空港です。
サンティアゴの空港からアロウサまでは約50キロの距離で車でおよそ1時間です。
スペインの空港に関する情報:
アエナ(Aena)
代表電話番号: (+34) 902 404 704
サイト: www.aena.es
海上スポーツに関しては、アロウサの入り江の北部には以下のヨットハーバーがあります。
- ア・ポブラ・ド・カラミニャル(A Pobra do Caramiñal)のヨットハーバー Mail: clubnauticopobra@gmail.com 電話番号: (+34) 628116854
- バラーニャ(Barraña)のヨットハーバー(ボイロBoiroのエスカラボテEscarabote) メールアドレス: cndb@cndb.es 電話番号: (+34) 981847305
- マリーナ・デ・カボ・デ・クルス(Marina de Cabo de Cruz)のヨットハーバー (ボイロBoiro) メールアドレス: info@nauticoboiro.com 電話番号: (+34) 981 845358 /(+34) 622884846
- リアンショ(Rianxo)のヨットハーバー メールアドレス: info@nauticorianxo.com 電話番号: (+34) 981866107 / (+34) 609833433
- リベイラ(Riveira)のヨットハーバー メールアドレス: secretariaclub@nauticoriveira.com 電話番号: (+34) 981874739 / (+34) 648187171
ガリシア州の大西洋岸に小さな楽園があり、多くの旅行者が訪れます。その楽園はアロウサという入り江を囲む海岸線一帯で、4つの漁村から成っています。それらの漁村は、ア・ポブラ・ド・カラミニャル(A Pobra do Caramiñal)、ボイロ(Boiro)、リアンショ(Rianxo)、リベイラ (Riveira)で、海水平方メートル辺りの栄養分が非常に優れている地域でもあるので、ヨーロッパの近海漁業において最も重要な地域のひとつと言えます。
このアロウサの入り江を囲む海岸一帯は、その穏やかな海と緑豊かな自然そのものが遺産です。そして、この入り江を訪れる人々は、さまざまな野外のスポーツを楽しむことができます。コルベドの海岸 (Dunar de Corrubedo)自然公園や、カレガル(Carregal)やビシャン(Vixán)のラグーン、そして長く続く海岸線とハイキング・コースなどがあります。
海岸へとなだらかに続くア・バルバンサ(A Barbanza)の丘陵とリア・デ・アロウサ(Ría de Arousa)の入り江の一帯を訪れると、ガリシアという地方が、その昔から海とともに生活をしてきたことがわかるでしょう。そしてこの土地には、ホスピタリティーに溢れた人々がいて、質の高い観光と食文化を提供しています。
ぜひこのアロウサの入り江を訪れて下さい。きっと楽園が見つかることでしょう。
文化的観光と漁村観光
アロウサの入り江を囲む4つの漁村、ア・ポブラ・ド・カラミニャル(A Pobra do Cara- miñal)、ボイロ(Boiro)、リアンショ(Rianxo)、リベイラ(Riveira)では、訪れる人々に、ガリシア地方でも大西洋沿岸の文化、この穏やかな海ならではの海上スポーツ、そして豊かな自然の要素を取り入れたアロウサ独自の観光を提供しています。それは、これらの漁村の文化が、何世紀にも渡って培われきたことの結果でもあります。
また、肥沃な土地とアロウサの入り江が織りなすこの地域は、「海と山の幸」に恵まれているので、今日、世界各地の料理を作り出す基本的な食材を生み出しています。特に、ムール貝は、この沿岸で養殖が盛んに行われているため、最も重要な食材のひとつであると同時に、養殖産業がこれらの漁村の経済を活発にしています。
1945年にこの入り江に最初の養殖用の筏が作られました。ムール貝は、上記の4つの漁村の伝統的な産物であり、そこに暮らす人々のシンボルでもありました。アロウサの入り江を訪れるたら、ムール貝の養殖に携わる人々の手引きで養殖の筏に近づき、見た目よりはるかに複雑なこの貝の生態を理解し、どのようにして食卓に上がるのか、そのプロセスを学ぶことができます。そして、アロウサの入り江は、ただ海の産物を提供するだけではなく、海上スポーツを楽しむための施設もあります。ア・ポブラ(A Pobra)、エスカラボテ(Escarabote)、マリーナ・デ・カボ・デ・クルス(Marina de Cabo de Cruz)、そしてボイロ (Boiro)には、リアンショ(Rianxo)とリベイラ (Riveira)にヨットハーバーがあります。
さらに、アロウサの入り江の北側には、聖ヤコブ信仰の起源である川を上るルートがあります。これは、紀元1世紀に聖ヤコブの遺骸を乗せてこの入り江に辿り着いた船が、川を上っていったという伝説のルートです。
また、アロウサの入り江の周囲には、海とはまた別の楽しみ方があり、訪れる人々に様々なレクリエーションを提供しています。
例えば、この地域の考古学研究は非常に盛んで、古代の巨石文化やケルト民族の住居跡なども見ることができます。さらに、文学に興味がある人たちには、ガリシアの著名な作家カステラオやバージンクランなどをテーマにした散策コースもあります。歩くことが好きな人たちには、大西洋に浮かぶ島々の自然公園でのトレッキングをお勧めします。サルボラ(Sálvora)では、晴れた日には天体観測が行われ、星降る夜空を楽しむことができます。
アロウサの入り江は、ガリシアでの旅のプランをさらに充実したものにできることでしょう!