カスティージャ・イ・レオン地方 Castilla y León

地理

カスティーリャ・イ・レオン州は非常に恵まれた地理的条件に位置しています。 スペインの首都マドリードから1時間半の距離にあり、この地方にはイベリア半島北部を訪れる人々が必ず立ち寄ります。

カスティーリャ・イ・レオン州は、アビラ、ブルゴス、レオン、パレンシア、サラマンカ、セゴビア、ソリア、バリャドリード、サモラの9県に分かれています。 それぞれに個性がありますが、カスティーリャ・イ・レオンならではの趣がある、という点は共通しています。

観光資源

非常に多様な風景と文化財に恵まれたカスティーリャ・イ・レオン州は、トップクラスの観光地です。 この地方を南北に行き交うさまざまな観光ルートを通じて、文化、スポーツ、レジャー、そして特に食文化など、旅行者の需要を満たす幅広い可能性があります。

スペイン国内の文化財の半数以上がカスティーリャ・イ・レオン州にあり、7つの世界遺産、112の歴史的遺跡、400件ちかくの博物館・美術館、200以上の城塞、11の大聖堂があります。

さらに40におよぶ自然保護区、21のスキースポット、15のゴルフ場、119の公営キャンプ場、1630件におよぶルーラル・ツーリズム施設を有しています。 もちろん、美味しいことで定評のある郷土料理や、最近では新しいタイプの料理も充実しています。

交通網とインフラ

カスティーリャ・イ・レオン州には、バリャドリードのビリャヌブラ空港、サラマンカのマタカン空港、レオンのビルヘン・デル・カミーノ空港、ブルゴスのビリャフリア空港、合計4つの空港があり、スペインの主要都市、およびパリ、ロンドン、リスボン、ブリュッセルと空路で結ばれています。

カスティーリャ・イ・レオン州をイベリア半島内の他地方と結ぶ幹線道路には、マドリードとア・コルーニャを結ぶN-VI、銀の道に沿うN-630、バスク地方に向かうN-I、ポルトガル方面へ向かうN-620があります。

鉄道網も充実しており、スペイン国内の主要都市はもちろん、ヨーロッパの主要鉄道網とつながっています。

マドリードから車でたった30分で、カスティーリャ・イ・レオン州に入ります。マドリードからセゴビアを経て、カスティーリャ・イ・レオン州の州都バリャドリードにいたる高速新幹線が開通すれば、首都からの距離はさらに縮まることでしょう。