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世界遺産の街サラマンカ
サラマンカはスペインの中でも特におすすめの観光地。カスティーリャ・イ・レオン州に属し、マドリードから車で約2時間半。有名大学があることから、人口約14万5千人の多くが学生のため、国際的でフレンドリー、そしてオープンで安全な都市として知られています。
明るく、活気に満ちている学生の街サラマンカは、ヒューマニズムを重んじる伝統や芸術的な歴史遺産の豊かさから、「ユネスコ世界遺産都市」や「欧州文化首都」に認定されました。
その多様な建築と都市デザイン、また当時のヒューマニズムの影響から、スペインのルネサンス期が感じられる素晴らしい都市となっています。旧市街は徒歩で散策することができ、宮殿、修道院、教会、広場には驚くほど多様な建築様式が見て取れることでしょう。
おすすめ観光スポットの中では、まずマヨール広場が必見。スペインの中でも最も広くて美しい広場とされ、重要なバロック様式モニュメントのひとつ。広場から数メートル先には大聖堂が2つあり、ひとつの都市に2つの大聖堂がある都市はごく稀。新大聖堂はゴシック、ルネサンス、バロック様式を特徴とし、旧大聖堂は、より小さく親しみやすいロマネスク様式の大聖堂です。
カサ・デ・ラス・コンチャス(貝の家)は、サラマンカで最も人気がある宮殿で、スペインゴシック様式建築の最高例のひとつです。そのファサードには300以上もの貝のオブジェが飾られ、そのうちのひとつの下に、宝物が隠されているという伝説が伝えられています。
現存するスペイン最古の大学であるサラマンカ大学は2018年に800周年を迎え、世界でも最も長い歴史を有する大学のひとつです。
毎年世界中の何千人もの学生がサラマンカを留学先として選び、初級から上級まで様々なレベルのスペイン語学習に励んでいます。他の都市が参考にするような、スペイン語語学留学先モデル都市にもなっています。
そして、サラマンカは24時間眠らない都市。一日中いつでも通りは若い人たちの活気にあふれています。季節や時間に関係なく一年中賑やかな街に繰り出すのは楽しく、サラマンカのもうひとつの魅力となっています。
学術や大学関連だけに止まらない豊かなカルチャーライフは、多様な環境や公共空間を生み出しています。カフェ、劇場、ギャラリーでカルチャーイベントを随時開催し、さまざまな楽しみ方を提供しています。
サラマンカで歴史遺産と伝統を知ることにより、またとない感動を与えてくれることでしょう。ぜひサラマンカを訪れ、タイムスリップしたようでいてかつ新しい、唯一無二の素晴らしい雰囲気をぜひ実感してください。