英知あふれる郷士ドン・キホーテの活躍の舞台としてミゲル・デ・セルバンテスが選んだ地、カスティーリャ・ラ・マンチャ。
セルバンテス文学の舞台、カスティーリャ・ラ・マンチャを巡っていると、ドン・キホーテの世界に入り込んでいくような錯覚を覚えます。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州にはグアダラハラ、クエンカ、シウダ・レアル、トレド、アルバセテの5県があり、雄大で果てしなく広がる風景は光にあふれています。
川が削った美しい峡谷、広大な平野。そこに広がるブドウ畑やオリーブ林、小麦畑。そこここに点在する城や要塞、そして風車。
サフランやモスト(ブドウ果汁)、刈り取られたばかりの小麦・・・季節ごとにこの地を満たすさまざまな芳香。セルバンテスが書き記した風光は、今も見る者を圧倒します。
セルバンテスはカスティーリャ・ラ・マンチャで生き、結婚し、投獄され、そしてこの地に発想を得て、世界に名を残す傑作を生み出しました。
カスティーリャ・ラ・マンチャでは、山や谷、平野、いたる所に発見が満ちています。この地方の村々には、マヨール広場と呼ばれる村の中心広場やしっくい塗りの壁、藍色の礎石、美しい教会、古い修道院など昔ながらの町並みが今も残されています。
文化と自然
イベリア半島の中心に位置するカスティーリャ・ラ・マンチャには、何世紀にもわたる歴史の中で古代イベリア族やローマ人、西ゴート族、イスラム教徒、そしてキリスト教徒がその痕跡を残してきました。
カスティーリャ・ラ・マンチャには素晴らしい芸術歴史遺産が数多く残されており、ユネスコにより世界遺産に指定された都市が2つもあります。クエンカとトレドです。
また、手つかずの自然が残っている地域も多く、カバニェロス国立公園やタブラス・デ・ダイミエル国立公園、ラグナス・デ・ルイデラ自然公園、アルト・タホ自然公園、アイェード・デ・テヘラ・ネグラ自然公園、ホセス・デル・カブリエル自然公園、カラレス・デル・リオ・ムンド自然公園、シマ自然公園などがその代表です。
郷土料理
カスティーリャ・ラ・マンチャの郷土料理は地元産の豊かな食材と人々の工夫から生まれ、長い歴史に育まれてきました。
セルバンテスのドン・キホーテの中にも郷土料理についての記述が2,000ヶ所以上もあり、さまざまなカスティーリャ・ラ・マンチャ料理が世界中に知れ渡ることとなりました。
時代と共に郷土料理のバリエーションはどんどん広がり、創意工夫や斬新なアイデアが加えられて、舌を驚かせる味・食感が生み出されています。 |

コンスエグラの風車

フエンサンタの貯水池

クエンカのカサ・コルガダ

アルマグロ

テヘラの流水

シグエンサの町並み |