ナバラ Navarra

ナバラ(首都はパンプロナ)は、スペイン北部の中央に位置し、フランスと国境を接している。 面積10,420k㎡、人口522,480人のこの地域には、驚くほど多様な風景がある。

緑の谷、ブドウ園と穀物畑でおおわれた緩やかな起伏の丘、果樹園、山、砂丘などが見られる。

気候も変化に富み、冬の平均気温は6℃、春は15℃、夏は20℃、秋は13℃である。

ナバラの起源は、|日石器時代前期の最後である間氷期にさかのばる。 古代ローマ時代には重要な役割を果たした地でもある。

ナバラは、比較的小さな地方であるが強い独自性を持っている。 ―つの国として王政を600年間しき、フランスと同盟を結んで強力な隣人であるカスティーヤ王国とアラゴン王国の圧力に耐えた。

伝統行事も多様であるが、特にサン・フェルミン牛追い祭り)ではナバラ地方の人々の気質を垣間見ることができる。

料理

料理に間しては、この地方の伝統料理のマスのナバラ風やアスパラガス、アーティチョーク、ソラマメ、エンドウマメの野菜シチュー、ボチャス豆、白マメ、赤ビーマンの野菜シチュー、ラムチョップ、フライドラムなどがよく出されている。 ウズラ、ハト、兎料理もこの地方独特のものである。